脳外科医もつの日常

30代、中堅?脳神経外科医の日々のつぶやき。医療、プライベート、趣味など気ままに書いていきます。

最強・確実なダイエットとは正しいダイエットの習慣化である。まずはMyfitnessPalとカロリーSlimをスマホにいれよう!

こんにちは

 

今回は私も実践している食事管理の方法につきまして記載してみたいと思います。

いわゆる「食事内容を記録して痩せるメモリーダイエット」寄りの内容になります。

f:id:motsutaro:20171024113325p:plain

 

 

 

日常業務が忙しいということ、外科医の性格上気が短いのでめんどくさいことが嫌い…そんな私が継続しているのがMyFitnessPalとカロリーSlimの併用による食事管理です。

 

1:MyFitnessPalについて

MyFitnessPalとはUNDER ARMOURというアメリカのスポーツ用品メーカーの開発したアプリであります。まあ正直、食べたものの記録ができればどんな方法でもいいと思いますが、これはスマートフォンのカメラでバーコードを読むことで簡単に食品のカロリーやマクロ栄養素をカウントしてくれるのでお気に入りです。簡単なんです、非常に。

忙しいと、いちいち買った食品の栄養素やらカロリーを入力するの面倒くさいじゃないですか。サイトは下記です。

 

www.myfitnesspal.com

 

使い方についての詳細は「MyFitnessPal 使い方」とでも入力していただければわかりやすいホームページが沢山でてきますので、こちらでは割愛します。

 

2:カロリーSlimについて

で、もうひとつがカロリーSlimですね。

calorie.slism.jp

 

これはアプリではないので、待ち受け画面にブックマークして使っています。

 

大体MyFitnessPalで十分なんですけど、カロリーとかわからないときがありますので、そういうときはこちらも参照しています。慣れてくると、見た目で料理のグラム数とかカロリーがなんとなく想像できるようになります。

 

3:実践編

単純にカロリー、マクロ栄養素を計算していくだけです。

効果はほぼ必ずあります。

 

まず、ダイエットの大原則ですが、

消費カロリー > 摂取カロリー

であれば痩せるのです。

うまくいかないのは

消費カロリー ≦ 摂取カロリー

となっているからですよね。なので、まずは自分の食べているものがどれくらいのカロリーなのか把握することが大事です。記録することで食べ過ぎもいくらか予防できますし、このようなアプリを使うことで、外食のときも食べているもののカロリーを考えることができます。

 

とにかく、おおよそでもいいから食事内容を把握することです。

FyfitnessPalやカロリーSlimを使っても100%正確にあなたが摂取しているもののカロリーや栄養素を記録することは困難です(完全にコンビニ食にするなどは別ですが)

一部の人を除き、超正確にカロリーやマクロ栄養素の計算をする必要はないのです。

 

 

はっきり言って楽なダイエットはないし、某サプリH◯Bのプロテイン20杯分みたいなものを信じではいけない。

(いや、H◯B、まったく効果ないわけじゃないけど、まずはプロテインだし、クレアチン、BCAA、マルチビタミン、CLA、フィッシュオイルといか…もっと優先したいサプリあるしね。)

 

4:食事管理と運動について…効果的なのは?

1万歩あるくのがいいの?

ヒトの歩幅は70cm、1万歩は70cm ×10000=7kmに相当しますよね。

体重60kgの人が時速4.8kmで90分あるくと7.2kmで約330kcalです。

気分転換でのウォーキングはいいのですが、ダイエット目的ではあまり効率的ではありません。

ランニングは?

ランニングのカロリーはやや誤差がありますが 体重(kg)×距離(km)で概算できます。

体重60kgの人が時速8kmで30分走ったとして、240calの消費です。30分走っておにぎり1個分のカロリー消費ですね。コストパフォーマンスが悪いです。しかも代謝があまり上がるわけではないのでやめればリバウンドしやすいのです。

 

筋力トレーニングは?

30分以上の全身をつかった筋力トレーニングはそれ自体の消費カロリーが200-300kcalくらいはありますし、アフターバーンといって2割くらい代謝がアップした状態が48時間持続するという説があります。なかなかアフターバーンを定量するのは難しいですが、これを鵜呑みにしますと

60kgの人が30分筋トレをがんばったとして、筋トレそのもので200-300kcal消費、アフターバーンでさらに一日300kcal程度の消費×2日間あるわけです。

同じ時間かけてランニングの3倍のカロリー消費になります。

そして代謝が上がってるのでリバウンドもしにくい。

 

 

今年の日本性機能学会で報告されましたが、

ランニングのやり過ぎはテストステロン(男性ホルモン)を低下させる!

マラソン大会にでるような人で、月に250km±50km走っている人では心血管の負荷と性機能の低下がおこるらしいのです。

 

それにくらべ、筋力トレーニングはテストステロンは逆に上昇します。そしてドーパミンなど「やったるぞ!」ホルモンもさらに出るので色んな意味で元気になります。

 

f:id:motsutaro:20171024134801p:plain

どうでしょう?時間あたりの消費カロリーやリバウンドのしにくさ、コストパフォーマンスや副次的な効果を考えたら筋トレがベストです。

 

筋トレを意識しだすとさらに栄養面が気になり、食品のカロリーなど知識も増え、睡眠時間も確保するようになり、さらにはお酒の付き合いも筋肉のために以前より遠慮するようになるため、どうしても健康になります。

 

 

結論

結局のところダイエットが成功する一番の秘訣は、ダイエットの習慣化です。

これにつきます。食事管理を習慣化するために、上記のようなアプリが有用であり、また運動について知識を得ることでさらにダイエットは効果的に進みます。

お試しあれ!ちゃんとやれば必ず効果はでます。まずはアプリをダウンロードし、食事管理の習慣化からはじめましょう。はじめは朝食や昼食だけというやり方でもOKです。自分のペースで始めればいいのです。

 

加えて運動もプラスするとさらに効果アップ

体重60kgの人で

 

 

余談:ダイエットが全然効果出ない人も医学的にはいる!?

ちなみに食事制限+筋トレで効果のでにくい人ですが、

甲状腺機能低下症、ステロイド内服中の人などが可能性あるかもしれません。

あまりにも気になるようでしたら内科受診もご検討ください。

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

こんな記事も書いています。

 

さらにダイエットを効率化するためにあなたの体質にあったダイエットを。

 

motsutaro.hatenablog.com