脳外科医もつの日常

30代、中堅?脳神経外科医の日々のつぶやき。ちょっとした健康の話から完全なプライベートの内容まで

筋トレ、栄養学好きの脳外科医がダイエットを語る、その1

今回はダイエットについてです。

 

 

様々なダイエットが横行しておりますが、糖質制限ダイエットに関しては未だに賛否が分かれるところですし、高タンパク質食を追求しすぎて死亡した例もあるようです。、

 

後者はたまたま代謝異常のある方だったみたいですが。

 

 

私が外勤で行っている病院は透析がメインのところでして、そこの腎臓内科の先生からするとプロテインのような高タンパク食は腎臓に負担をかけると言っています。確かにかなりきつく蛋白質を制限すると、そこの患者さんの中には腎機能が良くなる方もいらっしゃいますし、おっしゃることもわかります。

 

そうは行っても私も筋トレをしているのでプロテインはやめられませんが(笑)

 

ライザップの糖質制限については、実際に通っていたわけではないので、そんなに批判をする気はありませんがハイボリュームトレーニングをする場合、糖質を制限してどこまでトレーニング効率が上がるかは疑問です。

短期間で痩せるのが目的ですので、それでもいいのかもしれませんね。

ライザップのようなものがきっかけで栄養に関する知識が増えるのはとても賛成です。栄養に関する知識は一生モノですからね!

 

しかしながら、日本食は糖質がそもそも多いです。煮物にも砂糖を使うことが多いですし、みりんや醤油にも糖質はあるんです。

 

糖質不足でも、体はケトン体というのを作って体を動かす仕組みはあるのですが。

ケトジェニックダイエットをするには結構シビアな糖質制限が必要です。長期間の場合、子供の場合は発達に影響もでるといわれてます。

成長期のお子さんには勧められません。

 

 

ただ、我々脳神経外科ではてんかんの患者さんには治療の一環として糖質制限を勧める場合があります。

ケトン食療法、修正アトキンス療法などと検索していただければ詳しくでてくると思いますので興味ある方は是非。

 

話を戻します。

私も実践していますが、外来の患者さんにはマクロ管理法をお勧めしています。

 

三大栄養素   炭水化物、蛋白質、脂肪のバランスを変える方法です。

 

そもそも筋トレをしている方は、トレーニング後の糖質摂取は筋肉を大きくするのを助けてくれるインスリン分泌には必要ですので、きつい糖質制限はお勧めできません。私もプロテインに蜂蜜など糖質を追加したものも飲んでいます。

 

さて、マクロ管理法ですが

手順1)基礎代謝を図る:

手順2)活動量により必要カロリー量を決める。

手順3)決められたタンパク質、炭水化物、脂質の割合になるように一日摂取する

    ・タンパク質は体重1kgあたり2g

    ・脂質は一日のカロリーの1/4

    ・上記の残りのカロリーを炭水化物でとる

 ※タンパク質、炭水化物は1gあたり4kcal、脂質は1gあたり9kcalとして各栄養素のグラム数を計算しましょう。

 

ということです。

 

手順1)基礎代謝量計算

基礎代謝厚生労働省の方法、ハリスベネディクトの式などいろいろあります。そんなに変わらないのでどの方法でもかまいません。基礎代謝を計算してくれるホームページを活用するのもいいですね。

 ★私は下記の計算式を好んで使用しています。

  男性 10×体重(kg)+6.25×身長(cm)ー5×年齢(歳)+5

  女性 10×体重(kg)+6.25×身長(cm)ー5×年齢(歳)ー161

SNSで有名なTeststeron氏の著書にも上記で書いてありますね。

 

手順2)一日の消費カロリーおよび目標摂取カロリー計算

厚生労働省日本医師会のHPにもでていますが、年齢により若干変わりますので大まかに、下記で計算すれば少なくとも数字が大きくなりすぎることはないと思います。

 事務仕事をしている人:基礎代謝×1.25−1.5

 けっこう運動している人:基礎代謝×1.5−1.75

 激しく運動している人は基礎代謝基礎代謝×1.75−2.0

くらいでどうでしょうか。

 

摂取カロリー目標につきましては、手順2で計算した消費カロリーに応じて下記のごとく決めます。

  減量 → (消費カロリー計算値)×0.8

  維持 → (消費カロリー計算値)×1.0

  増量 → (消費カロリー計算値)×1.2

 

手順3)マクロ栄養比を計算する

ここは例にとるほうがわかりやすいと思います。

 

例:30歳男性、身長170cm、体重67kg、営業職(活動量はまずまず) ダイエット目的の場合

手順1)

基礎代謝10×67(kg)+6.25×170(cm)ー5×30(歳)+5=1587.5(kcal)

手順2)

消費カロリー目安は1587.5×1.5=2373.75kcal

ダイエット目的のため、2373.75×0.8=1,899kcal(目標カロリー)

手順3)

・タンパク質は体重×2ですので67×2=134g (カロリーは134×4=536kcal)

・脂質は目標カロリーの1/4、つまり475kcal分ですので475÷9=52.7g

・糖質は目標カロリーからタンパク質と脂質のカロリーの引いた分ですので、

   1899ー536475=888kcal グラム数は222

…ということで タンパク質134g、炭水化物222g、脂質52.7gとなるように一日食べでばよいのです。

 

が、結構面倒くさいですね。

しかもこれだと少しカロリーはおおいのかなーという気も実はしていまして、

実際、私は外来ではざっくりとダイエットしたいなら基礎代謝×1〜1.2までにカロリーを抑えるといっています。これだけ説明してなんだよーって感じですね(すいません。)ほかには標準体重×25-30というやり方もありますが。

 

標準体重の計算ですが、

身長(m)×身長(m)×22で求めることができます。

身長170cmの人であれば1.7×1.7×22=63.58(kg)

これに25〜30をかけると、1589〜1907kcalです。

 

ここでもう一つ、大事なこと。摂取カロリーは除脂肪体重×30はとるようにしてください。除脂肪体重とは体重から脂肪を除いたもの(そのまんま)です。

例えば体重60kg 体脂肪率25%であれば除脂肪体重は45kgですから、45×30=1350kcalは最低限とるようにということです。今流行りの糖質を減らすダイエットで失敗する人のありがちな失敗の原因は摂取カロリーが減りすぎてしまうことです。

人体は糖質、脂質、タンパク質の順にエネルギーとして使います。まずつかわれる糖質を制限することで脂質の消費を促す、いいかえれば脂肪を減らしやすくするねらいが糖質制限ダイエットですが、エネルギー不足はタンパク質、すなわち筋肉の分解も促してしまいますので気をつけましょう。

 

無理なダイエットはホルモンバランスの悪化、女性では月経異常なども招きますし、いわゆるスキニーファットやサルコペニア肥満と呼ばれる見た目普通だけど脂肪多い人になりやすくなります。

適度な筋肉があるほうが見た目も美しいです。

 

これまで申し上げました、炭水化物、脂質、タンパク質の3大栄養素のバランスと摂取カロリー計算に基づいた食事に加え、筋力トレーニングをおすすめしたいのですが、これはまた今度。ちなみに最も効率よく筋肉を増やすにはスクワット、とくにバーベルスクワットがベストです。

 

最後に

マクロ栄養法に基づいた3大栄養素の摂取のバランスを考えて食事すること

簡易的なカロリー摂取目標値計算

最低限とらなければ行けないカロリー(除脂肪体重×30)

についてお話しました。

 

ビタミンなどについては言及していませんが、せっかくタンパク質を多く摂るならばビタミンB群も摂取して筋肉を増やしやすい食事をしてみてはいかがですか?(鶏ささみはビタミンB6が少ないので緑黄色野菜との摂取がオススメです。)

 

またタンパク質メインの食事は食事誘導性熱産生DIT(diet induced thermogenesis)のこともあり、減量に向いています。

 

と、いうことで本日はこのへんで。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

コードブルー 第4話の感想、脳外科的視点

更新が遅くなりました。コードブルーの先週の話、今更ですが。

 

 

ネタバレ嫌な方はいつも通りここでやめてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少年が首に尖ったもの刺さってましたね。

(すいません、何が刺さったのか自分もそのへんは当直中でよく観ていません)

 

 

外傷性動脈瘤ができていましたね。

 

頭の中に血液を送るメインの血管は4本あります。頸動脈(正しくは内頸動脈)と椎骨動脈が左右で計2本ずつあります。2本の椎骨動脈はと途中で合流し脳底動脈という一本の血管になります。そのあとまた二股に分かれ後大脳動脈となるわけです。後大脳動脈には後交通動脈という血管があり、それが同じ側の内頸動脈を結んでいます。ですから、脳内の太い血管は前交通動脈で左右の内頸動脈を、後交通動脈で同じ側の内頸動脈と後大脳動脈を結んでおり、ちょうど輪になっているので、どこかの血管がダメになっても脳の血流を保とうとする構造があるんです。

 

 

コードブルーの患者さんですが

確かに前交通動脈を介して反対側からの血流はなさそうですが、若い人は椎骨動脈から後交通動脈を介した血流もあるしなー…なんてね。

 

もう少し血流の評価してもいいんじゃないかと思います、正直いいますと。

 

しかしながら、今回の外傷性内頸動脈瘤は、我々脳神経外科ではなかなか珍しい症例で、研修医の名取先生(Hey!Say!JUMP有岡くん)がスラスラと答えてましたが、はっきりいって専門医前の若手脳神経外科の先生も、試験勉強してなければあんなに答えられないんじゃないかなーと思います。

 

そして、その症例で、首の内頸動脈の確保や腕の血管(橈骨動脈)を使ったバイパスも、若手だけでやることはないと思うんですよねー。

 

 

ドラマだからといえばそうなんですけど、結構手術の内容としては高度なことやってますよよ。。。

 

 

そして、話は変わって終わりに小脳腫瘍の女の子が痙攣している(?)場面がありましたねー。

小脳腫瘍ではあまり痙攣はないのと、それだけ頭の圧が高くなっているなら意識もあやしいんですが…。医学生は、あの光景をあまり鵜呑みにしないようにといいたいですね。

 

 

話は少し変わります。橘先生の息子さんが吐血していました。

ストレスからの消化管潰瘍が原因だそうで、これはよくあるといいますか、大事ですね。

 

頭の病気も実はストレス性の胃潰瘍などは起こりやすいのです。胃薬を患者さんに使います。

 

特に脳梗塞の場合は治療に血をサラサラにする薬(抗血栓薬)を使いますが、胃潰瘍で吐血すると血が止まりにくくなりますし、これにより血液が減ってしまい血圧が下がり、頭の血流が悪くなることでさらに脳梗塞を作ってしまうことがあります。

 

橘先生の息子さん(ユウスケくん」もおそらく抗血栓薬を使っていたと思いますので、胃薬はもちろん使用していたでしょうし。

入院患者、特に集中治療室患者のストレス性消化管潰瘍は大事ですので、これは研修医の先生や学生も抑えておきたいところでしょう。

 

今度の学生さんの試験問題にも採用するのもいいですね。

 

 

 

えーと、一般の方向けのポイントは、

血をサラサラにする薬は副作用に消化管潰瘍があるため、胃薬とセットで処方することが多い

というところでしょうか。

 

 

 

 

 

では、今回はこの辺で。

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

コードブルー第3話〜研究者の目線で〜

帰省していたので、ゆっくりみることができました、コードブルー第3話。

 

 

 

例のごとくネタバレになりますので、みたくない人はここまでにしてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みますか?では始めます。

 

 

 

 

個人的に気になったのは小脳血管芽腫の女の子

 

あれだけ大きいと、あんな滑らかにピアノできるのかなぁーとか、若い人の血管芽腫なので遺伝性の病気は大丈夫なのかなぁーなど、少しモヤモヤしました。

 

ちなみに遺伝性の病気はフォンヒッペルリンドウ病です。

 

人の名前が付いた病気の中で最も大変なものの1つだと私は思います。

 

私の患者さんにも過去にいましたが。

 

ドラマの中のあの女の子もこれからどうなるか、次回以降の付箋ですよね!楽しみにしたいと思います。

 

 

さて、シアン化合物を飲んで自殺しようとした研究者の人が登場しました。

 

 

研究が、先を越されてうまくいかなくなった…というのが理由ですよね。

 

 

私も研究をやってる身分ですが、

 

 

すごく気持ちがわかります。

 

 

 

いや、ほんと。

 

 

基礎研究は立ち上げてから結果出るまで3年以上かかるのが普通です!

 

 

ですから、それが他の人に先を越されてしまうのは

 

今までの自分の時間はなんだったんだろう…ってなるわけです。

 

 

とくに、外部から援助を受けて研究してたりとか、プレッシャーありますよね。

 

 

研究はお金がなければできません。

 

1つの試薬で8-10万なんて普通です。

しかもそれ20回くらいしか使えなかったり。

 

 

研究費をもらえなくて、鬱っぽくなったり、露頭に迷うような人を私も知ってます。

 

 

研究者の世界とは色々とシビアなんです。

 

 

 

そのぶん、結果が出た時はとても嬉しいものですよ。

 

 

「この結果は世界中で自分しかしらない!」ってなるわけなので。

 

 

知的感動など得られるものもたくさんあります。

 

 

ですから、こういった見方もあるんだぞということで、少しでも伝われば幸いです。

 

 

博士号を取るだけのために大学院に行く人が医師の中には多いのですが、研究することでわかることもたくさんありますし、臨床の仕事を客観的に見ることも前よりできるようになります。何より論理的思考や、壁に当たった時の修正方法など…この辺はスポーツのスランプに似てますかね??

 

 

やや、好き勝手に今回は記事を書いてしまいましたけど。

 

 

 

そんな感じで今回は締めたいと思います。

 

 

 

最後までお付き合いくださりありがとうございます。

コードブルー、次回も楽しみにしたいと思います。

脳出血で失明した人の話

眼に問題がなくても、視神経が正常でも、目が見えなくなることが脳の病気ではあります。

 

 

 

それは後頭葉という部分が傷んでしまった場合です。

「後頭」と書くくらいなのでもちろん後頭部の方です。

 

ここは視野をつかさどるところです。

 

よく、頭の病気は症状の出ている方と反対側に病気があるといいますね。

後頭葉もそれがいえます。右の後頭葉が傷んでしまうと左側の視野が欠けてしまいます。

 

心原性脳塞栓症という病気を例にとりましょつ。

 

これは心房細動という不整脈が原因になることが多いのですが、この病気で後頭葉に血液を送る血管が根元からつまってしまうと、後頭葉の全域が脳梗塞となってしまい、結果、片側の視野が欠けてしまうということになります。

 

後頭葉全域の脳梗塞では、ちょうど左右両方のメガネの左半分を黒く塗った状態でものを見るような状況になります。

 

 

もう、お気づきだと思いますが、これが左右両方の脳梗塞になると視野全体がダメになってしまうというわけです。

 

正確には中心視野は保たれることもありますがここではその理屈は割愛します。

 

 

 

そんな左右両方の後頭葉がつまることなんて………いや、あるんです、たまに。

 

実際は脳梗塞の方が経験が多いのですが、今回は脳出血の話です。

 

 

脳出血で、そんな状況になることは実はあまりありません。

 

脳出血の一番の原因は高血圧です。脳出血全体のうち7割は高血圧性脳出血と言われるくらいです。ところが、高血圧が無くても脳出血を繰り返すことがあるのです。

 

それは、アミロイドアンギオパチー(またはアミロイド血管症)という病気。

 

アミロイドというタンパク質が脳に沈着し、血管が脆くなることで脳出血を繰り返してしまうのです。

 

特に脳皮質下出血という脳の表面に近いところに起こります。

 

 

 

 

私が研修医のころ、左の後頭葉脳皮質下出血で入院したおじいさんがいました。非常に気さくな方でしたが、高血圧の管理が今ひとつで入院した時の血圧も高く、高血圧性脳出血として治療をしました。もちろんアミロイド血管症の可能性もあると説明して。

 

右側の視野障害同名半盲と言います)が後遺しましたが、元気に退院していきました。

 

 

しかし、それからしばらくして今度は反対側の後頭葉脳出血を起こしてしまったのです。

 

薬をしっかり飲んでいたので血圧は高くなかったのですが、また起こってしまいました。

 

アミロイド血管症なのでしょう。

 

 

結果、全盲となってしまいました。

 

 

明るかったその男性はひどく落ち込み(もっともだと思います)、会うたびに言うのが、

 

孫の顔が見れなくなってしまったと。

 

 

私も胸が締め付けられる思いでした。

 

 

この病気は残念ながら効果的な治療がありません。

 

二度、三度と脳出血を繰り返し、脳の半分以上が破壊されて廃人のようになってしまう人もいます。

 

そして、この原因のアミロイドはアルツハイマー認知症の原因にもなります。

 

 

 

実は、アミロイド血管症はMRIでわかる部分があります。

 

微小脳出血という小さな出血が脳の皮質にあると、その疑いがあるといえます。

T2✳︎(ティー ツー スター)というMRIの撮影条件で検出できますので、もし若くして微小脳出血を指摘された方は要注意です。

 

 

因みに、微小脳出血はそれが脳の深部にあると高血圧性脳出血、脳の皮質にあるとアミロイド血管症やアルツハイマー認知症のリスクと言われています。

 

興味のある方は他の方のホームページなとでもっと詳しくでていますのでご参照ください。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

 

シャツは素肌の上に着るものなの!?

暑い…暑いですね。

仕事柄スーツを着ることは学会や冠婚葬祭くらいしかないため、実は半袖シャツを持ってなかったのですが、ようやく本日購入しました。

 

オックスフォード生地の半袖です!

 

なんで?となる訳ですが、理由をこれからくどくど申し上げますと、

 

 

実は私、これまでシャツの下には下着を着るものだと思っていました。事実、日本のビジネスパーソンでシャツの下は何も着ない…という人は5%程度らしいです。

 

シャツの下に肌着を着る人の理由としては、

「肌がすける」

「下着は汗を吸ってくれる」

だそうです。

 

因みに、1番着られているのはVネックの下着で、

「第1ボタンを外しても下着が見えない」

「丸首はダサい」

という理由が多いようです。

 

 

しかしながら、国際的な基準によると、ビジネスシャツは下着として扱われているのだそうで、つまり我々の多くは下着の下に下着を着ているということになってしまいます…。

下着の下には何も着ないのがマナーという…。

 

そして、そもそも透けない色、透けない生地、シームレスのものを選ぶべきのようで

 

 

ホントなーんも知りませんでした……

 

 

とにかく、そういう理由から、今回は国際基準にそって(ほんとはなるべく下着を着たくないだけ)オックスフォード生地の半袖を買ったというわけです!

 

 

 

まぁ、普段シャツを着ないfar from ビジネスパーソンな私がそんなことをしても、

 

「こいつ、シャツの下素肌かよー!」

 

となりそうです。

そもそも同業者は前述のシャツのマナーなんかしらないでしょうし。

 

連日のオチのない話でありました。

 

ほんと、この職業はスーツを着ません。白衣を着てしまえば下は意外となんでもありです。コードブルーなどテレビの影響でスクラブという手術着みたいなものを着ている人も多いです。

 

最近では、病院のドクターのユニフォームでスクラブを用意しているところも増えました。私が初期研修した病院も私が卒後1年目のときからスクラブが基本になりましたので、現在はもっと顕著なのでしょう。

 

 

さっそく明後日の東京のセミナーで新品のシャツを着たいと思います。

 

ということで、

・シャツは下着だよ。シャツの下に下着をきるのはマナー違反だよ。

・医師はあまりスーツ着ないよ。

という話でした。

 

 

 

(今回もオチがなく、読んでくれる人がいるのだろうかと不安です。でもこれ以上話を膨らますことができない…。)

 

 

 

最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

学会参加と家庭とのはざまで

こんにちは。

ブログを初めて10日あまりですが、徐々にアクセス数が増えてきました。

ありがとうございます。

 

 

さて、本日は日記にような内容になります。オチはないです。

 

 

今朝、登録している学会から演題が採択されたという連絡がきました。

そしてまた別の学会の演題登録もしました。

こんなことをほぼ毎月やっていまして、月のどこかの週は発表をしています。

秋は学会シーズンなのでほぼ毎週です。

 

一般企業では休日などの出張につきましては、ある程度職場からお金がでると思いますが、我々は案外そうでもないです。

 

学会参加については、交通費、宿泊費、学会参加費、交際費などがかかります。最後の交際費は個人の出費としてしかたないとしても、残りの費用はできるなら払いたくないものです。

 

条件はその病院によって色々で、「年間20万円までは病院から支給」とか「発表しない場合は国内学会に限り2回まで。発表する場合は前額支給」などなど…。

私の職場は一部支給です。

 

例えば、今年の秋の脳神経外科の大きな学会は名古屋で行われますが、

 ・東京〜名古屋 片道10360円

 ・宿泊費 ホテル1泊×日数

 ・学会参加費 1.5万円?くらい

 

ということで、結構かかります。

 

こんなのが年に何回もあると、もう大変です。これだけでなく学会には年会費というものありまして、これがまた1つにつき1万〜1.5万円くらいあります。

 

我々の間では学会貧乏という言葉もあります。

 

学会1つあたり、学会参加関係費+年会費で5−10万円くらいですね。

日本脳腫瘍学会はもっとかかりますが、素性がバレそうなのでこれについては言及しないこととします(笑)

 

さらにシンポジウム、研究会など学会にくらべ小規模のものも含めると、半年分の家賃くらいになるかもしれません。これが国際学会で海外にまで行くとなると倍増です。

 

もちろん多少は補助がでますが。

 

 

 

 

医師と結婚した人が、

「思ったより自由に使えるお金が少ない!休日に外出がなかなかできない」

などど言われますが、まさにその通り。

 

同じ所得の他の職の人に比べ、金銭面、そして時間も少ないのです。

 

確かに、こういう事情を知らずに一緒になると苦労はあるかもしれませんね💦

 

 

でも定年過ぎても大幅に収入が減るということも少ないですし、時間確保は職場や診療科によっていくらか調整はききますので。

 

                言い訳ですけど。

 

 

 

 

 

 

 

学会参加や論文は業績になりますが、

「業績は金にならない」

と言われたらぐうの音もでませんね…ハハハ…(汗)

 

 

 

さて、休日は娘をプールに連れていって、少しでもポイントアップに努めたいと思います。

みなさんも良い週末を。

 

 

 

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒアリにビビるな!〜余計な情報に惑わされないために、伝えたいこと〜

ちまたで話題のヒアリについて今日は書いていきます。

 

 

いろいろと騒がれておりますが…

 

 

えっと・・・・・ですね

 

 

ただの虫刺されですからっ!!!

 

 

だからビビる必要はありません。もうこれで今回のいいたいこと終わりです。

 

ムカデにしてもハチにしても、大事なのがアナフィラキシーショックであって、そうでなければ単なる虫刺されです。

刺されても、ビビらないでください。

 

 

ヒアリ毒によるアナフィラキシーの頻度ですが、あまり文献はないものの10%もないようです。

 

そもそもアナフィラキシーの原因のトップ3として、食べ物が3割、虫刺されが2割、薬が1割の順なんですよね。別に珍しくもなんともない。

 

ヒアリ毒についてですが、

刺されたところの痛みのほか、腫れは1時間以内に膿疱は12時間以内にできるようです。その他、大きな紅斑が数日続いたり、蕁麻疹がでることがあるようです。

 

ハチ毒と交差反応性がありますので、ハチに刺された人がヒアリに刺されるとアナフィラキシーを起こすかもしれません。まあ、ヒアリ自体が何回も刺すようですが。

 

稀に集団で襲うことがあるみたいなので、高齢者や子供はそのへん注意ですかね。

 

と、少しヒアリの恐怖心を煽ることを記載しましたが、もう一度いいますよ。

 

それでもただの虫刺されですっ!!!

 

大事なのはアナフィラキシーが起こるかどうか、そしてその時の対応ですので、そのためにはアナフィラキシーを知ることです。

 

アナフィラキシー症状とは、

①呼吸器症状:くしゃみ、喘鳴(ぜいぜい)、息苦しさ

②皮膚症状:蕁麻疹、かゆみ、発赤

③粘膜症状:唇、まぶた、舌が腫れる

④循環症状:血圧低下(ショック)

⑤消化器症状:下痢、腹痛、嘔吐

 

とくに①呼吸器症状や④循環症状があるときは注意です!

 

虫刺されでいえば、

アナフィラキシーショックが起こるのは、虫に刺されて15分以内がほとんど

・刺された後、1時間経過して何も起こらなければ普通はアナフィラキシーは起きない

のです。

 

ちなみに食物によるアナフィラキシーの場合は消化の関係もありアレルゲン摂取後30分くらいはみておきましょう。

 

刺されたところのケアですが

・冷やす

・鎮痛薬

・膿疱は破らない(無菌だから)

くらいは抑えましょう。(ムカデに刺された人に昔は麻酔とステロイドを混ぜた注射をしていましたが、エビデンスは疑問ですね。塗り薬のステロイドも効果は不明です

 

また、ヒアリを見つけたり、被害にあった場合は最寄りの保健所に連絡しましょうね。

 

 

最後に要点ですが、

ヒアリも虫刺され(くどいですか?笑)

・大事なのはアナフィラキシーの有無

アナフィラキシー症状があるときは医療機関受診を。

 

 

 

まだまだ暑い日はつづき、肌を露出する機会も多いと思います。

そういえば、夏はヒアリも攻撃性が高まるという話も…(最後に恐怖心を煽る?)

でもヒアリの生息地域の人は2人に1人が年に1回くらいは刺されているみたいですよ。(本当かどうかは知りませんが)

 

(余談ですが、ハチに二回目にさされると危ないという情報…2回でも3回でもアナフィラキシーが起こらなければこれもただの虫刺されですからね。)

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

※今回の記事ですが、ヒアリ毒の調べに関しては名古屋掖済会病院様の資料を大変参考にさせていただきました。