学会参加と家庭とのはざまで
こんにちは。
ブログを初めて10日あまりですが、徐々にアクセス数が増えてきました。
ありがとうございます。
さて、本日は日記にような内容になります。オチはないです。
今朝、登録している学会から演題が採択されたという連絡がきました。
そしてまた別の学会の演題登録もしました。
こんなことをほぼ毎月やっていまして、月のどこかの週は発表をしています。
秋は学会シーズンなのでほぼ毎週です。
一般企業では休日などの出張につきましては、ある程度職場からお金がでると思いますが、我々は案外そうでもないです。
学会参加については、交通費、宿泊費、学会参加費、交際費などがかかります。最後の交際費は個人の出費としてしかたないとしても、残りの費用はできるなら払いたくないものです。
条件はその病院によって色々で、「年間20万円までは病院から支給」とか「発表しない場合は国内学会に限り2回まで。発表する場合は前額支給」などなど…。
私の職場は一部支給です。
例えば、今年の秋の脳神経外科の大きな学会は名古屋で行われますが、
・東京〜名古屋 片道10360円
・宿泊費 ホテル1泊×日数
・学会参加費 1.5万円?くらい
ということで、結構かかります。
こんなのが年に何回もあると、もう大変です。これだけでなく学会には年会費というものありまして、これがまた1つにつき1万〜1.5万円くらいあります。
我々の間では学会貧乏という言葉もあります。
学会1つあたり、学会参加関係費+年会費で5−10万円くらいですね。
日本脳腫瘍学会はもっとかかりますが、素性がバレそうなのでこれについては言及しないこととします(笑)
さらにシンポジウム、研究会など学会にくらべ小規模のものも含めると、半年分の家賃くらいになるかもしれません。これが国際学会で海外にまで行くとなると倍増です。
もちろん多少は補助がでますが。
医師と結婚した人が、
「思ったより自由に使えるお金が少ない!休日に外出がなかなかできない」
などど言われますが、まさにその通り。
同じ所得の他の職の人に比べ、金銭面、そして時間も少ないのです。
確かに、こういう事情を知らずに一緒になると苦労はあるかもしれませんね💦
でも定年過ぎても大幅に収入が減るということも少ないですし、時間確保は職場や診療科によっていくらか調整はききますので。
言い訳ですけど。
学会参加や論文は業績になりますが、
「業績は金にならない」
と言われたらぐうの音もでませんね…ハハハ…(汗)
さて、休日は娘をプールに連れていって、少しでもポイントアップに努めたいと思います。
みなさんも良い週末を。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。