脳外科医もつの日常

30代、中堅?脳神経外科医の日々のつぶやき。医療、プライベート、趣味など気ままに書いていきます。

医師の朝活

こんちには。

朝活といえば多くの方もどこかで聞いたことがあるかと思います。

 

仕事における朝活

基本的に我等の仕事では大体外来日は8:30または9:00から外来診察があります。それ以外では外科系であれば手術、内科系でも医師が参加する検査があったりと、平日の中で何もない日は1日あるかというくらいです。

 

何もない日といっても、例えば脳外科では手術や外来がないだけで、そういう日は救急車の当番や病棟の当番をやってることもあり案外暇にはなりません。

 

そして、朝早くからカンファレンスという…病院によっては会社の有識者会議くらい時間の無駄…な場合もありますが、そんな全員参加の時間があります。

 

つまり大体8:30以降は何かしらのルーチン業務に追われることになります。

 

担当患者さんの回診を夕方する先生もいますが、若いうちから朝やる方がいいです。その理由は、

 

①患者さんに何か動きがある(多くは状態が悪くなったとき)のは夜が多いため

②朝早くに指示をだすと、日勤帯の一番スタッフがいる時間にやってもらえるため、マンパワー的にも都合が良い(看護師サイドも助かる)

③朝早くに主治医と話す方が患者側の満足度も高まる

④夕方の回診では、昼間の業務で疲れているため質が落ちる、寛大さが損なわれる(イライラしやすい)

⑤外科系では待機手術をやっていると夕方は回診ができない可能性

 

などなどです。

 

私も、

 

7:00出勤

7:05-7:15 新規の入院や担当患者のカルテチェック

7:15〜回診、指示出し

8:30〜外来日 外来

           手術日 手術準備

外来、手術をこなす

16:30-17:00頃 回診、カルテチェック

18:30-19:00 仕事終わり、帰宅へ

 

というのがスムーズにいく日の内容です。

 

夕方の回診はなるべくするようにしています。

例えば手術で遅くなって、その時間にできなくても病棟には足を運びます。

昼間の当番の看護師から準夜勤への申し送りや、医師宛の指示があるからです。

そこをおろそかにすると帰宅した後に病棟から電話がかかってきたり、当直や当番医に迷惑がかかってしまいます。

 

 

いずれにしても、夕方は緊急手術や、日によっては講演会、勉強会、夜の付き合いなども入ることがあるため、大事なことは朝やる方がいいですね。

 

プライベートにおける朝活

これは医師に限らずといったところでしょう。

私は、筋トレやランニングなと朝(特に早朝)やるようにしています。

筋トレの音で子供起きてしまうことがありますし(夕方家では子供が迫ってくるのでできません)、ランニングでは朝の方が涼しく、車も少ないからです。

そして朝の運動は脂肪燃焼、体質改善、ホルモン的にも最高です。

 

早朝に起きて、まず食事をする。そしてその間はストレッチや仕事のメールのチェックを行い1時間程度だったらトレーニングを行っています。

 

前述の通り、夕方は手術や講演会などが入ることもありルーチン化が難しいので、朝しかないかなと思います。

 

 

デメリットもあります。

地方にありがちですが、朝早くから空いているジムが少ない…

 

anytime fitnessなど24時間空いているジムが近所にあればなんと素晴らしいことかと思ってしまいます。

 

自宅にバーベルなど用意すればいいのかもしれませんが、賃貸暮らしだと建物の耐荷重の問題もでてきますので、200kgくらいのバーベルをもってデッドリフトとか…できません。

 

筋トレをしているとそこそこ気分は前向きになりますし、多くのことは気になりませんが、そんな状態でも残った問題は…本当の問題なのでしょう。そしてしばしば自分だけでは解決困難です。

 

転勤、転居などには妻の許可という万里の長城並みのハードルがあります。

 

失礼しました。

 

 

 

今日はこの辺で。

 

 

最後まで読んでくださりありがとうございます。